ピピストレッロ
永きに渡る統治が行われていた街。
現在領主はおらず、跡を継ぐものもいない。
少し寂れた雰囲気が特徴的な冬の国。
一年の大半が雪で覆われているせいか他の街との交流も無い。閉じられた街。
教会や墓地が無い。
前領主
肖像画らしきものが館に飾られているが赤い塗料で顔だけ塗りつぶされている。
かろうじで分かるのは黒髪であることと、男性であることだけである。
隣には黒髪の女性の肖像が並んでいる。
住民
居なくなった領主の帰りを待っているらしい。
いつまでも待つと気長なことを教えてくれる。
住民たちのほとんどは長命種なので時間の感覚がおかしい。